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千葉笑いとは何か?~千葉寺の奇習~

 ※これは2005年度の記事です。


「新千葉笑い」は「新・千葉笑い」という意味です。
 千葉には「新千葉」という駅がありますが、決して「新千葉の笑い」という舞台ではありませんのでご注意を(笑)

 それでは、その「千葉笑い」とは何なのかを紐解いていきましょう。

【千葉笑いとは何か?】

 「千葉笑い」とは、むかし千葉寺で大晦日の夜に限って行われた悪態祭りの一種です。

 「天下の奇習」として名高い祭りですが、いつ頃始まって、どのように行われたのかについてはよくわかっていません。

 毎年大晦日の晩、土地の人々が集まって声を変え、顔を隠し、奉行や代官、庄屋のえこひいきや、親不孝者などの批判をして明け方まで笑いあうという習慣がありました。貴賎問わず、老若男女皆で悪口をいうのですから、言われたほうはたまらない。次の年に自分がそんな目にあいたくないと、互いにつつしみあったというのです。
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 これをもとに作られたのが岡本綺堂の戯曲「千葉笑い」です。

 大晦日の夜、千葉城主の千葉之介がうわさの「千葉笑い」を見に行こうと仮面を被って出かけます。ところが千葉寺に着いてみると、自分の悪口を言っている男女がいます。腹を立てた千葉之介がその者たちを捕まえようとすると、逃げる男女の仮面が外れて地面に落ちました。

「いや、奥方様でございましたか」
「これは姫君ではありませんか」
「家来の小藤太!」

 なんとその顔を見ると千葉之介の妻や娘、家臣だったのです。あきれた千葉之介は言葉もなく「仮面でも被っておけ」といって城へ帰ります。
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by chibakyogen | 2005-09-25 14:29 | 新千葉笑いとは?