Let's Create 狂言-新千葉笑い-

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カテゴリ:制作日誌(2006年度)( 54 )

橋本先生、コラムに登場

千葉県芸術文化団体協議会の「芸文協ちば」
第64号(3月1日発行)に、
「新千葉笑い」で考証を担当されている橋本裕之先生の
コラムが掲載されています。

タイトルは、「狂言『新千葉笑い』をつくる」。

2005年度公演の「新千葉笑い」がどのような意図の下に
制作されたのか、ということに始まり、
その発展した形である2006年度公演の「新千葉笑い」において、
「目的」であった狂言の公演が千葉の地域文化を発信する
「手段」へと変化していったこと、
その好例としての「房総発見伝in狂言 ―抱腹絶倒ちばわらい―」のこと、
そして今後の活動に対する抱負など、
「新千葉笑い」の歴史について語られています。

これを読んで、「ああ、そうだったなぁ……」としみじみ振り返った
メンバーもいるのでは?

皆様も、私たちの歩んできた道のりについて、ぜひご一読ください。
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by chibakyogen | 2007-03-24 19:44 | 制作日誌(2006年度)

図書館の展示コーナー

3月上旬のある日、制作委員会のメンバーの一人が
橋本先生から電話をいただきました。
「手が空いていたら図書館に来てみませんか」とのこと。

メンバーが図書館に駆けつけると、先生は図書館に入ってすぐ左側の
展示コーナーにいらっしゃいました。そこには、
「動物をデザインする アール・ヌーヴォーの動物文様」という看板が。

展示コーナーに立ってみると、
ここは意外と広いことがわかりました。
8個の大きなガラスケースの中に
図版や絵画の紙本資料がきっちりと並べられ、
壁沿いに立てられたパネルの上にも
いくつかの解説文が貼られていました。
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展示コーナーのすぐ隣には
開放感あふれる休憩スペースも設けられているので、
足や目が少し疲れてきたら、
ソファーで一休みするのもなかなか心地よいものです。
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さて、なぜここにメンバーが呼ばれたかというと、
それは、先生があるアイデアを考えつかれたからなのです。
もしここで来年度の「Let’s Create 狂言」の展示ができたら…。

この展示コーナーは図書館の入館ゲートの外側にあるので、
通行証なしで入ることができます。
しかも図書館は平日夜9時45分まで開館しているので、夜でも見学できます。
また、ガラスケース、説明パネル、照明、空調などの設備も整っているので、
「きっと素敵な展示ができるだろうな~」と
メンバーも思わず一緒にワクワクしてしまいました。

皆さんも、千葉大学の図書館に寄られる機会がありましたら、
図書館入り口のすぐ左手、展示コーナーをのぞいてみてくださいね。
今やっている展示の内容については、図書館のリンクページにも
紹介されていますよ。
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by chibakyogen | 2007-03-18 00:33 | 制作日誌(2006年度)

「ふるさと講座」のリポート(2回目)

「千葉の羽衣」の世界を紹介する「ふるさと講座」。
その2回目が今日、開かれました。
今回も、この講座に参加した制作委員会のメンバーが、
講座の内容についてリポートします。

今回の講師を担当されたのは、
「新千葉笑い」「抱腹絶倒ちばわらい」の監修・考証をされている我らが橋本裕之先生です。
会場では制作委員会のメンバーもお手伝いです。
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先生は、昨年12月に上演された「新千葉笑い」から、
今年2月の「抱腹絶倒ちばわらい」までの過程を、
スライドショーを通して、時に冗談も交えながらお話してくださいました。
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休憩を挟んで、話題は「千葉の羽衣」へ。
今年の抱負や展望などを語られ、
最後には「ぜひ皆様もご参加を」というお誘いも忘れない、
終始軽快な橋本先生のお話でした。

途中、ニュースで取り上げられた12月の公演の映像が流れ、
会場のそこかしこで抑え切れない笑いの渦が生まれる場面もあり、
とても和やかなムードのまま、今日の講座を終えることができました。

次回の「ふるさと講座」は3月16日。
今度はバスツアーで、参加者の皆様と千葉の各地を巡ります。
乞うご期待!
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by chibakyogen | 2007-03-09 17:55 | 制作日誌(2006年度)

前日リハーサル

さて、いよいよ明日は本番です。
最後の練習場所は、実際に公演が行われる千葉県文化会館の小ホール。
もちろん、浴衣も仮面も黄色い足袋も、すべて着用です。

練習は、午前中から行われました。
準備を整えた方から、続々とホールに集まってきます。
本番が行われるところとあって、みなさんちょっぴり緊張気味?
いえいえ、木曜日にみっちりと自主練習をしたから大丈夫!

本番と同じようにステージに上がると、早速お稽古が始まります。
午前中の練習は、ステージの感覚をつかむためにも、仮面をつけずにやりました。
本日の練習には、プロの狂言師の方々も参加。
客席から次々と飛んでくる小笠原先生のご指導にも、熱が入ります。
もちろん私たちだって、迫真の演技!
振り上げる拳にも、力がこもりますよ!
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和気藹々とした雰囲気でお昼休憩を取った後は、
いよいよ仮面をつけてお稽古にのぞみます。
参加される方の中には、DC用に新しく仮面を作ったという方も。
もちろん、新顔でもお馴染み顔でも、仮面を付ければ気合い十分。
さらなる高みを目指して、最後の練習を頑張りぬきました。
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明日に備え、今日の練習は早めに終了。
練習を終えたみなさんの顔は、多少の疲れを見せながらも、
一つの山を越えた満足感と本番を前にした気合いとに満ちた、
すてきなものでした。

みなさん、明日は頑張りましょうね!
そして見に来て下さる方々、私たちが作り上げる舞台を、
どうぞ楽しみにしていてください☆
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by chibakyogen | 2007-02-24 18:02 | 制作日誌(2006年度)

自主練習でも一生懸命!

DC公演を控え、狂言師の先生たちと一緒に稽古する時間がなかなかないので、
昨日(22日)の夕方、
千葉大学法経学部の一室を借りて、自主練習を行いました。
暖冬とは言え、日が沈むと結構寒くなりました。
それでも、10名ほどの市民の方々にご足労をいただきました。
ご参加下さった方々、本当にありがとうございました。

足袋や靴下姿で練習するので、
開始時間までに、制作委員会のメンバーは雑巾で床を数回拭きました。
少しピカピカに見えるのは目の錯覚でしょうか。(笑)

前置きはさておき、7時前、参加する方も揃ったので、いざ練習開始!

まずは、「新千葉笑い」の謡いと踊り。
数日前の上映会のとき、
小笠原先生はいくつかの注意事項を示してくださいました。
「腰を入れて」「両足を大きく上げて」「跳ね上がる前に腰を沈む」
「こぶしの出し方」などなど、皆さんはお互いに提示しながら、
丁寧に動きを練習していました。
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次は台本に沿って、せりふと動きを練習。
男性陣は狂言師の先生たちの代役を勤め、
その他の人は百姓の掛けあいシーンを中心に練習しました。
時々中断して、せりふの言い出しや動作のタイミングについて意見を交わしました。
さらに、動きやせりふに感情をこめて、
「嫌なことを想像してパンチ!」という演技指導が。
皆さんのこぶしは力強く、なかなか良い感じ♪
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8時から10分間の休憩を挟み、せりふや動きの揃え方について、
グループ毎に取り組んでいました。

15分後、団体練習再開。
黒板を客席と想定して、入場待ちの行列から最後の謡いまで一通りやりました。
いくつかの課題が残るものの、経験者が多い分、
注意すべき点について皆さんもかなり自覚しているようです。

明日はいよいよ狂言師の先生たちも参加する本格的な稽古です。
もうひとふんばり!
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by chibakyogen | 2007-02-23 11:23 | 制作日誌(2006年度)

「新千葉笑い」の映像上映会

今日は、昨年12月1日に行なわれた「新千葉笑い」
公演の映像上映会を行ないました!
多くの参加者の方が見に来てくださいました。
場所は千葉大学構内のけやき会館。
立派な設備が整ったホールでの上映会でした。
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大きなスクリーンに映る自分たちの勇姿(?)はうれしくもあり、
少し気恥ずかしいものでした。
しかし、恥ずかしがっている場合ではありません。
この後2月25日に控えたDCのためにも、映像を通じて一生懸命に
反省点を見出しました。
小笠原先生も映像を見ながら色々指摘をしてくださいました。

特に「やっぱり声が小さいね~」とのお言葉があったので、
それらの反省点を踏まえて、映像会の後に25日にむけての練習も行ないました。
声を大きくし、ひとつひとつの言葉をはっきり発音することと、
体の動きを大きくすることを意識して練習しました。
みんな久しぶりに動いたのでヘロヘロに。
一生懸命声を出し、動くことがこんなにも大変なものかと
改めて感じました。
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あと数日、頑張って練習しますので、皆様お楽しみに!!
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by chibakyogen | 2007-02-19 04:23 | 制作日誌(2006年度)

ワークショップ「西千葉キャンパスを元気にする方法」に参加

1月25日に開催のワークショップ、「西千葉キャンパスを元気にする方法」に参加してきました!
今回の講師は千葉を拠点に活躍している劇団、三条会の演出家・関美能留さんです。

三条会の役者さんもいらっしゃってのワークショップ。
まだ始まっていない頃から、役者さんたちは舞台の上で身体を動かしていました。
なんだかすでに演劇を見ている気分。

そして、いよいよ始まると・・・。
まずは榊原さんという役者さんの即興劇。新聞を手によどみなく出てくる台詞とその声の大きさにすっかり目が奪われてしまいました。三島由紀夫の作品だったようです。すごい。
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今度は学生も身体を動かすことになり、役者さんたちの真似をしながら準備体操をしました。
座ったまま手を挙げたり、身体をひねったり。初めは少し恥ずかしくてあんまり大きく動かせませんでした。
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次に椅子の上でもう一度。いよいよ恥ずかしさが増すかと思いきや、意外なことに今度の方がみんな声が大きく出ていました。笑い声も溢れ、自然に笑みがこぼれてしまう。そんな雰囲気になっていくのを感じました。

その調子で最後に、あの有名なロミオとジュリエットの台詞を読むことになりました。
こちらもいすの上に乗ってのもの。音楽に合わせて声を出すとすごく楽しくなって、繰り返すたびに大きな声が出るようになりました。
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あっというまの50分。
すこし熱く感じるほどの満足感は、確かに元気になってきた証拠なんだと思います。
身体を動かすこと、声を出すことの気持ちよさを実感するワークショップでした。

三条会の皆さん、ありがとうございました!
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by chibakyogen | 2007-01-26 12:25 | 制作日誌(2006年度)

1/22、観光人材育成講座

この講座では、「伝統文化を生かした観光開発」というタイトルで、橋本先生、小笠原先生、そして学生の代表者が、2年間にわたる新千葉笑いプロジェクトの経緯を説明されました。
もともと目的であった狂言と手段であった「千葉」という素材が入れ替わってしまった結果、「抱腹絶倒ちばわらい」の公演が観光イベントとして位置づけられるようになったという内容でした。

3年前のNHK大河ドラマ「義経」の仕事で再会を果たした橋本先生と小笠原先生は、千葉大学で狂言創作の授業を考案されました。
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はじめは狂言の公演が目的で、その手段は「千葉ならではのもの」を題材とすることでした。
そのため、狂言ことばの台本を千葉の方言に置き換えたり、チケットの販売、宣伝活動などを中心に活動を始めました。

しかし、公演を重ねるにつれ、「千葉ならではのもの」を題材とすることが目的となり、表現手段として狂言を用いるようになっていったのです。

それによって、公演を制作するだけではなく、外部に発信する展示やブログにもいっそう力を入れるようになり、外部との様々な連携が生まれました。ネットワークが広がっていき、最終的には観光イベントの一環として成立するようになっていったのです。

橋本先生は全体の経緯を簡潔に説明されてから、小笠原先生にバトンタッチ。
小笠原先生からは狂言のレクチャー、狂言ことばと新千葉弁の台詞の実演、千葉の名所・名物を取り入れたおっぺけぺー調の台詞を読み上げてくださいました。

そして、今度は学生の代表者にバトンタッチ。
千葉の名所・名物を調べて、公演のパンフレットの新千葉笑いマップを披露し、このマップをさらに発展させれば観光マップにもなれるのではと、学生の代表者が説明しました。

また、今後の展開として、千葉の伝説、昔話などから題材を得て、このプロジェクトを通して千葉の魅力を内外に発信することができるのではという提案にいたります。

講義の最後には小笠原先生から「千葉の羽衣」に使われる予定の詞章の一部を語ってくださいました。
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会場におられた受講者の方と、出演される市民の皆さんもこの語りに惜しみない拍手を送ってられました。

今後の展開乞うご期待です!
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by chibakyogen | 2007-01-26 12:24 | 制作日誌(2006年度)

1/22の狂言ワークショップ、「物真似の秘訣」

今回の狂言ワークショップは今学期最後の回で、小笠原先生に狂言における「物真似」の秘訣とコンセプトを話していただきました。

狂言における物真似は動物以外もあり、実は人間への形態模写も含まれています。例えば背中を丸めている老人の様子、盲目の演技などです。

続いて、先生は観客の皆さんに「狂言の中では犬の鳴き声は何でしょう」と質問なさいました。皆さんが思い浮かべたのは「ワンワン」だと思いますが、狂言における犬の鳴き声はなんと「びょうびょう」です。もちろん犬の鳴き声は今も昔も変わらないですが、昔の人の感性によってこの言葉で表現されていたようです。

そして、先生は鶏、猿、犬などの動物の物真似を実演を交えながら説明され、舞台に上った十数人の観客の方がその先生の真似をしました。

鶏、猿、犬を演じるときは、顔は必ず正面に向けて警戒心が強い様子を表します。また、狂言的な考え方では、動く前にはエネルギーを溜めなければならないので、何かをするときにはまず身体を小さくしてから発散させるように広げます。

扇を手に取り、両手を胸に、身体を縮めた体勢をして、一気に両手を広げ、両足を順に前に上げる…これは鶏が羽ばたく様子を表現しているものです。それと同時に「コッケー、コッケー」と大声で叫びます。
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次は猿。上半身を大きく捻り、片方の手で反対側の脇下をくすぐると、猿の特徴的な動き「蚤取り」が表現できます。ちなみに、猿の鳴き声は「キャーキャーキャー」です。

最後は犬なのですが、昔の犬はとても獰猛で、ペットのような人懐っこい感じではありませんでした。四肢を床に付き、必ず下から相手を睨んで、手と足を一緒に平行移動させます。もちろん、口では「びょうびょう」という音を発して、相手を脅かすこともお忘れなく。
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見る分にはとても面白いですが、実際に舞台に上りやった方からは「実際にやってみるとすごく疲れました。でも、疲れた以上に楽しかったです。」という感想が聞こえてきました。皆さんも周りの物事を狂言風に観察してみませんか。
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by chibakyogen | 2007-01-24 18:10 | 制作日誌(2006年度)

三条会「ひかりごけ」を観に行きました

制作委員会のメンバーで、
三条会という劇団の「ひかりごけ」という舞台を観て来ました!
三条会さんは、房総発見伝in狂言にも参加してくださいます。
制作委員会が常日頃からいろいろとお世話になっている劇団です。


場所は、下北沢。
下北沢は小劇場があちらこちらにあり、
芝居とともにある街だなぁという感じでした。
さて、「ひかりごけ」の内容ですが、かなり素晴らしかったです!
役者さんたちの圧倒的な存在感に驚かされました。
その演技と演出で、劇場全体が特別な密度になってしまった感じです。
かなり情熱的な舞台です。
他の制作委員も、
「ザ・スズナリという劇場空間が役者の存在感で完全に埋め尽くされていて、
上演中何度も圧倒され、気がついてみればアッという間の終演時間でした」
と興奮気味。

三条会、かなりすごい劇団です。
明日、明後日でまだ3ステージあります。
絶対におすすめなので、皆様も是非!



三条会「ひかりごけ」
武田泰淳作/関美能留演出
[会場]下北沢ザ・スズナリ
1月20日(土)14:30/19:30
1月21日(日)14:30
[料金]
一般:当日3,500円 学生:当日2,500円
[出演]
大川潤子、榊原毅、舟川晶子、橋口久男、中村岳人、岡野暢

三条会のHPはこちら↓
http://homepage2.nifty.com/sanjokai/
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by chibakyogen | 2007-01-20 00:49 | 制作日誌(2006年度)