Let's Create 狂言-新千葉笑い-

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カテゴリ:新千葉笑いとは?( 3 )

千葉笑いとは何か?~千葉寺の奇習~

 ※これは2005年度の記事です。


「新千葉笑い」は「新・千葉笑い」という意味です。
 千葉には「新千葉」という駅がありますが、決して「新千葉の笑い」という舞台ではありませんのでご注意を(笑)

 それでは、その「千葉笑い」とは何なのかを紐解いていきましょう。

【千葉笑いとは何か?】

 「千葉笑い」とは、むかし千葉寺で大晦日の夜に限って行われた悪態祭りの一種です。

 「天下の奇習」として名高い祭りですが、いつ頃始まって、どのように行われたのかについてはよくわかっていません。

 毎年大晦日の晩、土地の人々が集まって声を変え、顔を隠し、奉行や代官、庄屋のえこひいきや、親不孝者などの批判をして明け方まで笑いあうという習慣がありました。貴賎問わず、老若男女皆で悪口をいうのですから、言われたほうはたまらない。次の年に自分がそんな目にあいたくないと、互いにつつしみあったというのです。
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 これをもとに作られたのが岡本綺堂の戯曲「千葉笑い」です。

 大晦日の夜、千葉城主の千葉之介がうわさの「千葉笑い」を見に行こうと仮面を被って出かけます。ところが千葉寺に着いてみると、自分の悪口を言っている男女がいます。腹を立てた千葉之介がその者たちを捕まえようとすると、逃げる男女の仮面が外れて地面に落ちました。

「いや、奥方様でございましたか」
「これは姫君ではありませんか」
「家来の小藤太!」

 なんとその顔を見ると千葉之介の妻や娘、家臣だったのです。あきれた千葉之介は言葉もなく「仮面でも被っておけ」といって城へ帰ります。
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by chibakyogen | 2005-09-25 14:29 | 新千葉笑いとは?

新作狂言「新千葉笑い」とは(2005年度ワークショップのしおりより)

※これは2005年度の記事です。

 新作狂言「新千葉笑い」は、古典芸能の普及と理解を深めるために、「千葉の地域文化を使い、市民と一緒に、新しい狂言の可能性に挑戦していこう」と和泉流狂言師の小笠原匡氏、千葉大学文学部教授の橋本裕之氏、千葉市文化振興財団の3者の共同で企画しました。
  
 本公演は、平成17 年9月から12月にかけて開催するワークショップ「狂言講座」(全6回)を受講した市民と千葉大学で狂言の集中講義を受講した学生が参加します。

 今回の内容は、千葉市の千葉寺に伝わる天下の奇習「千葉笑い」を題材にして、狂言の様式にのっとり、謡、舞、科白、仮面など、多彩な要素を取り入れ、新作狂言として「新千葉笑い」を制作します。

 「千葉笑い」を状況設定に用いながら、昔も今も変わらないテーマを意識して、劇作家岡本綺堂作「千葉笑い」とは異なる、新しい狂言「新千葉笑い」を誕生させます。

-ワークショップのしおりより


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by chibakyogen | 2005-09-25 13:52 | 新千葉笑いとは?

そして「新千葉笑い」へ

※これは2005年度の記事です。

【そして「新千葉笑い」へ】

 そして今回、「新千葉笑い」として幻の奇習がよみがえりました。

 本プロジェクトでは、「千葉笑い」を状況設定に用いながら、昔も今も変わらないテーマを意識して、劇作家岡本綺堂作「千葉笑い」とは異なる、新しい狂言「新千葉笑い」を誕生させます。

 仮面をつけた演者たちの悪口をよく聞いてみてください。
 会場にいらした皆様にも「あれっ」と身に覚えのあるネタが満載です。

 普段の生活のあちこちにある不平不満、誰しもが抱える小さなグチを、みんなで笑い飛ばしてしまいましょう!


※千葉笑いや千葉寺の紹介はこちらでもご覧いただけます。
 観光ガイド 千葉寺
 あった!千葉寺
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by chibakyogen | 2005-09-20 16:39 | 新千葉笑いとは?