Let's Create 狂言-新千葉笑い-

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カテゴリ:制作日誌(2005年度)( 6 )

学長賞をもらいました

※これは2005年度の記事です。

新千葉笑い制作委員会が学長表彰をうけました!
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表彰式は3月の卒業式にあわせて行われました。
以下の文章は、学長表彰の推薦書として橋本先生が書いてくださったものです。


新千葉笑い制作委員会は、2005年12月8日に千葉市文化センターアートホールにおいて行なわれる新作狂言「新千葉笑い」の制作に携わっている学生の団体である。「新千葉笑い」はそもそも千葉大学文学部の集中講義において、学生たちが和泉流狂言師である小笠原匡氏の指導を受けながら、千葉市の千葉寺に伝わる「千葉笑い」という風習を題材として創作した狂言の台本であった。ところが集中講義が終了した以降も、受講した学生たちは新千葉笑い制作委員会を結成して、創作した台本を上演するべく、公演を制作する活動に従事している。この公演は新千葉笑い制作委員会の学生たち、および財団法人千葉市文化振興財団が主宰するワークショップ「狂言講座」の受講者が協力して、謡・舞・科白・仮面などの多彩な要素を取り入れながら、新作狂言を創造するというものである。学生が行政や市民、そして地元の劇団とも協力して新しい千葉文化を創造するという意味においてきわめてユニークな試みであり、大学が発信する地域連携のプロジェクトとしても画期的な内容であるため、課外活動に係る表彰候補者として推薦する。

新千葉笑い制作委員会の活動の一環として、インターネット上に公式ブログ「Let'sCreate 狂言-新千葉笑い-」を作成している。ブログは公演に関する詳細のみならず、台本を推敲する過程やワークショップに参加する様子なども紹介している。千葉笑いや狂言についても説明しており、公演を見る前にこのブログを見ておけば、公演をより楽しむことができるような内容を工夫している。また、『毎日新聞』2005年11月23日朝刊の「伝統の千葉笑い今風に」という記事は、新千葉笑い制作委員会の活動について「千葉大生ら方言を生かし創作 新作狂言を上演」として紹介しており、「全国的にも珍しい試みで、新たな文化発信の事例として注目されている」と述べている。
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by chibakyogen | 2006-04-01 10:43 | 制作日誌(2005年度)

第4+5回役作り討論会

※これは2005年度の記事です。

第4+5回役作り討論会  10/21(昼休みと夕方)

今日の昼休みと夕方は台本の問題点の確認をしました。台本のネタの部分を全部見通した際に、出てきた中で一番の問題点はせりふが長かったことです。長くなってしまった原因は、見に来てくれるお客様の背景を想像し、様々なネタを盛り込んでしまったためです。短く伝わりやすいせりふにするには、どうしたらよいかを皆で討論し、ネタ全体に渡って改善してみました。

未解決の問題点はまだまだありますが、狂言の喋り方に合わせて調整する必要もあるので、皆は早速討論の結果を記録して、小笠原先生のところに送りました。先生はどんな意見を下さいますか。期待、緊張、不安、、、色々な気持ちが交じっています。
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by chibakyogen | 2005-10-21 22:49 | 制作日誌(2005年度)

第3回役作り討論会

※これは2005年度の記事です。

10/20 (昼休み)

前回は悪口のオチがおかしいと気付いたので、何とか改善を試みたのですが、即座に良いつながりが思いつかず、泣く泣く飛ばして、もの尽くしを検討しました。

また、悪口の内容にあわせて、そのせりふを言う人の個性、外見、動きなどをできるだけ具体的に作ってみました。悪口を言う際にムキになると、雰囲気が深刻になるかもしれないので、噂をしゃべるような口調にしました。
 
せりふにはとても説明的で長いものもあったので、このあたりを大幅に削りました。その他にも、あるせりふについて、疑問文にするか、断定文にするかというような検討もしました。
 
このように役柄を設定したのですが、狂言の舞台では化粧をせず、小道具もあまり使わないので、百姓の個性をどのように表現できるかという大きな問題も見えてきました。何とか個性が出せるように頑張りたいと思うので、公演での百姓たちの個性溢れる姿にご注目ください!
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by chibakyogen | 2005-10-20 16:10 | 制作日誌(2005年度)

第2回役作り討論会

※これは2005年度の記事です。

10/19(水) (夕方)

授業が終ったら、もう一度集まり、第7稿の台本を読みながら、話の展開やせりふの流れなどを検討していました。皆で一緒にせりふを読み上げて、色々な喋り方を試して、役柄の動きや喋る時の気持ちを設定してみました。そして、学生の中で、誰が何役にはまるのかということも考えてみました。

台本を読んでみると、かぶった言い方や長せりふに気付きました。かぶった言い方をすぐ更正しましたが、演者の負担になる長せりふについて、せりふを切ったり、何人かの喋り手に分担するなど、色々な意見が出ました。

物尽くしのせりふの部分も、リズムに乗りにくい言葉を削除しました。更にものとものの間に、囃子言葉のようなものを入れたらどうだろうみたいな提案が出たので、囃子言葉のバージョンをいくつ試しました。意味のない「声」ですが、声の種類を変えると、雰囲気も一変したので、なかなか面白かったです。

そして、新しいネタをうまく既成の台本に差し込むために、いくつかの所に入れてみて、違和感を感じさせないように前後のせりふを調整しました。
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by chibakyogen | 2005-10-19 20:40 | 制作日誌(2005年度)

第1回役作り討論会

※これは2005年度の記事です。

10/19(水) (昼休み)

第1回の役作り討論会を行いました。市民に当てはまるせりふの部分から検討しました。男女、年齢の考慮はもちろん、役柄の設定も考えました。

作業の順序から言えば、まずキャラクターの性格を設定して、次は具体的にどのように演じるか、見た目や動作をどのように表現するかなどを話し合いました。たとえば、市民の参加者の中に、女の方が多いので、男の役をどのように演じるかなども討論の焦点になりました。

また、服装、仮面、音楽、小道具などの演出の提案もいっぱい出ました。特に18日に千葉ロッテマリーンズが31年ぶりのパ・リーグ優勝なので、優勝ネタをぜひ取り入れたいという意見も出てきました。

話し合いながら、だんだん台本制作の難しさを感じました。

ほとんどの参加者は素人なので、演技力より台本の面白さが肝心な所だと思いますが、自分にとって面白いネタと他人が面白いと感じてくれるネタとの見極めがなかなか簡単ではないです。内輪しか分らないオチをなるべく避けたいのです。

その他、今回狂言の様式を使う「新作狂言」ですが、新作だからといって、どこまで「型破り」が許容されるのでしょうか。これも演出提案を考える時の一悩みです。
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by chibakyogen | 2005-10-19 15:04 | 制作日誌(2005年度)

集中講義の後、台本をめぐる議論

※これは2005年度の記事です。

9/26(月)―9/29(木)

4日間の集中講義の間、台本は第5稿まで作成しましたが、集中講義が終わっても、先生たちと受講の学生の皆が引き続きMLを利用して、台本の細部などに色々な意見を交換しました。


10/03(月) 

台本の第6稿が完成しました。その中に、「若い人」を表す方言に関して、言葉の響きの面から考えば、「わけえ子」や「わけえもん」のどっちがよいか、統一する方がよいかなどの議論が出てきました。

お客様はどっちがお気に入りますか。最終決定バージョンは何でしょうか。公演の時、どうぞ耳を澄まして、お聞きください。


10/06(木)

小笠原先生が皆の意見を反映し、さらに方言の意味を明確にするため、せりふのルビを振ってくださり、台本の第7稿を作成なさいました。


10/12(水)

台本の内容が大体完成して、残るのは各ネタのつながり、せりふの流れの調整、各役のイメージのシミュレーションです。先生たちの提示を元に、男役・女役・子供役など役作り討論会を行うことにしました。
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by chibakyogen | 2005-10-12 20:58 | 制作日誌(2005年度)