人気ブログランキング | 話題のタグを見る

Let's Create 狂言-新千葉笑い-

ブログトップ

「抱腹絶倒ちばわらい」打ち上げ&交流会♪

公演が終わっても、まだ熱気が冷めやらなかった出演者のみなさん。
「楽しく笑って騒ぐっぺ!」とばかりに、打ち上げの会場へと向かいました。

余談ですが、その通り道には、このブログでも紹介した「羽衣公園」が
あります。
もちろん12月の公演についてもやる気満々のみなさんは、その公園に
立ち寄り、「羽衣の松」を前に記念撮影をしてきました。
どうか12月も、いい公演ができますように☆

打ち上げは、大いに盛り上がりました。
この公演で苦楽を共にしてきた私たちは、今ではもうすっかり打ち解けて
います。
先生方、この公演をもって卒業(!)してしまう学生メンバーの挨拶が
終わった後は、一人一言ずつ感想を言っていただきました。
(この公演に参加した学生メンバーからのコメントは、近日中に公開します)
中にはとても深い話もあり、出演者のみなさんは、この公演を通して
自分なりに何かつかみ取ったものがあるのだな、と思いました。

かと思えば、早くも「千葉の羽衣」の話題で盛り上がったりすることも。
天女役に名乗りを上げる人あり、小笠原先生も予想しなかった役で
志願してくる人あり。
ネタは、意外とこういうところから生まれてくるのかもしれません。
はてさて、どんなお話になりますことやら……乞うご期待です!

いつかまた、みなさんの笑顔に出会えますように。
# by chibakyogen | 2007-02-27 00:17 | 公演当日(2006年度)

いよいよ本番!

とうとうこの日がやってまいりました。
「房総発見伝in狂言―抱腹絶倒ちばわらい―」公演当日です。
泣いても笑っても、今日が最後。
ならば笑って終わりたい!
そんな気合いに満ちた公演当日の様子をご覧ください。

午前10時からの自主練習に合わせ、出演者のみなさんが次々とホールに到着。
本番に備え、昨日は早めに練習が終わったのですが、
果たしてゆっくりと眠れたでしょうか?
自主練習では、プロの方も交えて台詞を読み合わせつつ、
拳を振り上げるところ、動きなどを確認。
演出について、県民の方からも活発な意見が出されます。

11時から1時間のお昼休憩を挟み、
12時から最終リハーサルが始まりました。
本番さながらのお稽古に、どこか張りつめた空気が漂います。
でも、そこは楽しい「ちばわらい」。
いよいよ本番!_a0059292_59748.jpg

ほどよい緊張感を保ちつつ、みなさんのびのびとした演技を見せてくれました。
本番を前に、みなさんも確かな手応えを感じたようです。

そして迎えた本番。
監修・考証を担当されている我らが橋本裕之先生の口上、
「『新千葉笑い』から『抱腹絶倒ちばわらい』へ」が終わると、いよいよ私たちの出番です。
殿様と太郎冠者のやり取りを経て、にぎやかな謡と共に、私たちは客席から登場。
会場を埋め尽くす観客の方々を前に(ちなみにチケットは完売。まさに満員
御礼!)、練習を積み重ねてきた私たちのパワーが炸裂!
いよいよ本番!_a0059292_5105524.jpg

いよいよ本番!_a0059292_5175574.jpg

公演は無事に大成功をおさめ、私たちは謡の文句も声高らかに、
再び客席を通って舞台を下りたのでした。

「あっという間に終わった」「本当に楽しかった」
――公演終了後、出演者のみなさんから、そんな言葉が聞かれました。
その表情は、とても誇らしげに輝いています。
大変なこともあったけれど、大きな舞台をやり遂げた。
そんな満足感と達成感が、みなさんの顔を生き生きとさせていたのでしょう。
観客の方々から聞こえた笑い声と、公演終了後に送られてきた温かい拍手も、
私たちにとって最高の贈り物となりました。

出演者のみなさん、本当にお疲れ様でした!
また、ご指導くださいました小笠原先生、橋本先生、プロの狂言師の方々、
見に来て下さった方々、そしてこの公演を応援して下さったすべての方々に、
心より御礼申し上げます。
# by chibakyogen | 2007-02-25 23:50 | 公演当日(2006年度)

前日リハーサル

さて、いよいよ明日は本番です。
最後の練習場所は、実際に公演が行われる千葉県文化会館の小ホール。
もちろん、浴衣も仮面も黄色い足袋も、すべて着用です。

練習は、午前中から行われました。
準備を整えた方から、続々とホールに集まってきます。
本番が行われるところとあって、みなさんちょっぴり緊張気味?
いえいえ、木曜日にみっちりと自主練習をしたから大丈夫!

本番と同じようにステージに上がると、早速お稽古が始まります。
午前中の練習は、ステージの感覚をつかむためにも、仮面をつけずにやりました。
本日の練習には、プロの狂言師の方々も参加。
客席から次々と飛んでくる小笠原先生のご指導にも、熱が入ります。
もちろん私たちだって、迫真の演技!
振り上げる拳にも、力がこもりますよ!
前日リハーサル_a0059292_21594845.jpg

和気藹々とした雰囲気でお昼休憩を取った後は、
いよいよ仮面をつけてお稽古にのぞみます。
参加される方の中には、DC用に新しく仮面を作ったという方も。
もちろん、新顔でもお馴染み顔でも、仮面を付ければ気合い十分。
さらなる高みを目指して、最後の練習を頑張りぬきました。
前日リハーサル_a0059292_220187.jpg

明日に備え、今日の練習は早めに終了。
練習を終えたみなさんの顔は、多少の疲れを見せながらも、
一つの山を越えた満足感と本番を前にした気合いとに満ちた、
すてきなものでした。

みなさん、明日は頑張りましょうね!
そして見に来て下さる方々、私たちが作り上げる舞台を、
どうぞ楽しみにしていてください☆
# by chibakyogen | 2007-02-24 18:02 | 制作日誌(2006年度)

自主練習でも一生懸命!

DC公演を控え、狂言師の先生たちと一緒に稽古する時間がなかなかないので、
昨日(22日)の夕方、
千葉大学法経学部の一室を借りて、自主練習を行いました。
暖冬とは言え、日が沈むと結構寒くなりました。
それでも、10名ほどの市民の方々にご足労をいただきました。
ご参加下さった方々、本当にありがとうございました。

足袋や靴下姿で練習するので、
開始時間までに、制作委員会のメンバーは雑巾で床を数回拭きました。
少しピカピカに見えるのは目の錯覚でしょうか。(笑)

前置きはさておき、7時前、参加する方も揃ったので、いざ練習開始!

まずは、「新千葉笑い」の謡いと踊り。
数日前の上映会のとき、
小笠原先生はいくつかの注意事項を示してくださいました。
「腰を入れて」「両足を大きく上げて」「跳ね上がる前に腰を沈む」
「こぶしの出し方」などなど、皆さんはお互いに提示しながら、
丁寧に動きを練習していました。
自主練習でも一生懸命!_a0059292_2293359.jpg

次は台本に沿って、せりふと動きを練習。
男性陣は狂言師の先生たちの代役を勤め、
その他の人は百姓の掛けあいシーンを中心に練習しました。
時々中断して、せりふの言い出しや動作のタイミングについて意見を交わしました。
さらに、動きやせりふに感情をこめて、
「嫌なことを想像してパンチ!」という演技指導が。
皆さんのこぶしは力強く、なかなか良い感じ♪
自主練習でも一生懸命!_a0059292_2503470.jpg

8時から10分間の休憩を挟み、せりふや動きの揃え方について、
グループ毎に取り組んでいました。

15分後、団体練習再開。
黒板を客席と想定して、入場待ちの行列から最後の謡いまで一通りやりました。
いくつかの課題が残るものの、経験者が多い分、
注意すべき点について皆さんもかなり自覚しているようです。

明日はいよいよ狂言師の先生たちも参加する本格的な稽古です。
もうひとふんばり!
# by chibakyogen | 2007-02-23 11:23 | 制作日誌(2006年度)

「羽衣の松」を見てみませんか?

「抱腹絶倒ちばわらい」の公演が行なわれる千葉県文化会館は、
千葉都市モノレール千葉県庁駅の近くにあります。
この駅をちょうど降りたところに、小さな公園があるのをご存知でしょうか。
この公園の名前は、「羽衣公園」。
こここそが、千葉市に伝わる羽衣伝説で、天女が降りてきたとされる
場所なのです。

公園内の片隅には、「羽衣の松」が植えられています。
千葉の羽衣伝説によれば、天から舞い降りた天女は、
池のそばにあった松の木の枝に羽衣をかけたとのこと。
この松のことは古くから知られ、江戸時代に書かれた名所図会にも
載っています。
残念ながら、初代の松は枯れてしまったのですが、
その後、千葉県の人口が500万人を突破したことの記念事業の
一環として、昭和60年3月に復元されました。
「羽衣の松」を見てみませんか?_a0059292_232404.jpg

25日の公演では、今年12月に行なわれる新作狂言「千葉の羽衣」の
予告編も上演されます。
羽衣公園は、千葉県文化会館に行くときの通り道。
皆さんも、伝説の地をその目で確かめてみませんか?
# by chibakyogen | 2007-02-21 22:41 | 新千葉笑いを探そう(2006年度)